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篠ノ井二ツ柳の邸宅2

設計:更級圭建築設計

  • 特徴

    周囲が建物に囲まれた住宅団地の中に建つ一邸です。
    アプローチが北側からですので、北側に車を停め、必然的に建物配置は南に“押される”のですが。
    南側の視線を遮るように木製の壁を立て、部屋との間に「広いデッキ」を設けました。
    このデッキと木製壁、が居間の広がりをぐーんとアップさせています。

     

    けっして大きな家ではありませんが、吹き抜けとスケルトン階段、2階のホールを視界的に開いたことで、実面積よりもはるかに「広がり」を感じられます。

     

    施主は高級ホテル勤務の方で、インテリアセンスにも溢れた方でした。
    くつろぎのメインのソファは座面の低い「ローソファ」を選択、座った目線の位置にちょうど窓を切ることで、視界の広がりを演出して心地よい空間に。
    また、アカシヤ床材に合わせて、ソファやダイニングセット、窓につけるブラインドも木製にして、適度な程よい木質感を調和させています。

     

    建築コストをうまく調整し、小さいながらも快適な住まいを実現した一邸であり、中庭デッキをうまく部屋内に取り込んだ作品です。

  • 施工データ

    所在地
    長野市篠ノ井
    延床面積
    108.76m²(32.9坪)
    敷地面積
    198.02m²(59.9坪)
    外壁
    ガルバリウム鋼板
    床材
    アカシヤ
    内装
    クロス仕上げ
    家族構成
    ご夫婦、お子さま2人
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